by holistic-medicine | 2013-11-29 14:48 | 本部・関東
東京シンポジウム 報告
ホリスティック医学シンポジウム2013 東京
「いのちに向き合うライフ・レッスン-病いが教えてくれた自分らしい生き方-」

去る11月17日(日)、東京・全電通労働会館で、NPO法人日本ホリスティック医学協会主催のシンポジウムが開催され、300名近くの方が来場されました。
会場にお集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。


d0160105_14385624.jpg曽我千春さんは33歳の時に乳がんを体験。家族の支えもなく孤独と絶望の中にいた。主治医が言った「きっと信じる愛はある」という言葉をきっかけに、人とのつながりの中で生かされていた自分に気づき、前向きに生きることを決意。その後、自分の経験を通してがん患者さんの生活をサポートするVOL-NEXTという会社を設立。これまで15万人の患者さんと出会い、ひたすら患者さんの声を聴いてきたという。
演壇で「私は今、とても幸せです」と清々しい表情で語った曽我さんは、毎日、患者さんのために心のこもった充実したサービスを提供している。



d0160105_14402710.jpg宮崎ますみさんは、乳がんを告知された時、自分がなぜがんを引き起こしてしまったのか、その理由を知るために、すぐに瞑想したという。以前からインド哲学への理解があり、また親戚の死や家族の闘病を間近で見てきた経験がその行動へと導いた。
瞑想で内面と向き合い、やがて抑圧していた原因にたどり着いた時、不安や恐れがスッーと消え、病を与えられた体験に心から感謝し、本当の自分とのつながりを取り戻した。その後、養生に取り組みながら、ヒプノセラピーの学びを深めていき、現在はセラピストとして人々の心のケアや内面の探求をサポートしている。


最後に講演した帯津良一会長は、「攻めの養生」の大切さを説き「本当の健康というのは、いのちに躍動するものがあるかどうかだと思う。なければ、いくら人間ドッグの数値が良くても健康といわない。たまたまいのちと関係のないところで数字が揃ったというだけです」と語り、正岡子規の『仰臥漫録』を例に挙げ、「人は病いの中にあってもしっかりと養生を果たしていかなければならない。そして、それを支えることが医療本来の目的ではないか」と医療者の立場を語られた。


~シンポジウム出演者のみなさん~
d0160105_1436425.jpg

写真:左から 宮崎ますみさん、帯津良一会長、曽我千春さん、山本忍氏(パネル進行役)


※来年のホリスティック医学シンポジウムは、2014年11月9日(日) 会場:全電通労働会館の予定です。
<< [報告] ホリスティック医学と... 2013年ホリスティックシンポ... >>