by holistic-medicine | 2010-06-09 19:07 | 本部・関東
脳の健康を考える連続講座 第1回目を終えて
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去る5月16日(日)、脳の健康を考える連続講座・第1回目 が開催されました。
「脳とこころの関係 ~えっ、そうだったの!認知症の真実」 
東京・虎ノ門/発明会館ホール
(参加者135名)

写真(加藤伸司氏:認知症介護研究・研修仙台センター長。東北福祉大学教授)


講演では、加藤教授が身近な話題を豊富な事例でわかりやすくユーモアたっぷりに語ってくださいました。
認知症発症の危険因子は、8割が生活習慣病だといいます。このことからも、認知症は高齢者だけの問題ではなく、若いうちから生活習慣を見直すことの大切さをあらためて実感させられます。
また、認知症患者だった老婦人の心の奥底の想いが綴られた日記が音声映像で紹介された場面もあり、これは、医療やケアに携わるうえでの、とても大切な視点を与えてくれました。
誰にでも老いは必ずやってくるもの。認知症になることをただ恐れるのではなく、老化や死を受容し深く理解することで、自分自身や他人の老いと素直に向き合うことができるのだと考えさせられた一日でありました。

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今回は、135名の方が参加され、アンケートにも様々な声が寄せられましたので、
ここに紹介させていただきます。

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~アンケートの声より~

<基礎知識編>
・記憶の中でエピソード記憶が最も加齢の影響を受けやすいと聞き、納得した。
・記憶の仕組みに対する考え方が新たな知識として得られた。

<認知症の方へのと対応編>
・よくなって欲しいと思って声をかけていたことが、ストレスを与えていたことに気づいた。
・長期記憶は確かめにくいので、短期記憶についてばかり評価をしていてことが分かった。
・家族のケアの対応の助けになった。高齢の両親のケアに役立てたい。
・対応する難しさを常日頃感じているので、何か少し明るい灯が見えてきた気がする(介護職)
・特養で認知症の方と接する時のヒントをもらった。
・対応の仕方は、認知症の方だけに限らず、他にも共通していると思った。(育児など)
・本人にストレスを与えない事が大切と分かった。
・地域で支える大切さが分かった。
・基本はその人らしさを生かすケアが大切だと思った。

<全体を通して印象に残ったこと・感想>
・加藤先生のユーモアある人柄がよかった。
・人として尊重する、子供扱いしないことが大切だと分かった。
・患者さんの気持ちについての話がとても印象に残った。
・DVDの詩がすごく心に響いた。
・長寿と引き換えに脳の老化が問題になったという点が印象に残った。
・アルツハイマー症の(中核症状、周辺時症状、家族の対応方法などを詳しく知りたい。
・認知症が身近なものに感じられ、怖さが薄れた。
・予防法について多くに人に伝えたいと思った。

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次回、連続講座は、体験型講座です。

● 脳がめざめる!
  誰もが素晴らしいアーティストになる時間・クリニカルアート(臨床美術)を体験
● 日時:2010年8月29日(日) 
● 場所:日本青年館(東京・新宿区)
● 講師:大倉葉子氏

どうぞ、ご期待ください!!

(報告:本部事務局)
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